2013年3月8日金曜日

大生小学校の福祉教育にいってきたヨ☆

大生小学校で6年生26名を対象に、3回コースの福祉教育を開催したヨ。
視覚障がいについて正しく知って、福祉への関心をもってもらうのが目的なんだって。


☆1日目 平成24年11月21日(水)  「ガイドヘルプ体験」 ※ガイドヘルプとは視覚障がいの方を誘導すること 
  協力 ガイドヘルプ「かがやき」の皆さん
  ・視覚障がいについての講義「見えないってどういうこと?」 
  ・学校内をガイドヘルプ

☆2日目 平成24年11月28日(水)  「視覚障がい者との交流~その1~」
  協力 視覚障がいの方 3名
  ・自己紹介や、得意なこと、苦手なことなどについて話しあう。

☆3日目 平成25年2月6日(水)  「視覚障がい者との交流~その2~」
  協力 視覚障がいの方 3名 
  ・移動手段や、読み書きなどについて話しあう。




 まずは1日目の11月21日(水)「ガイドヘルプ体験」からレポートスタート!
 ガイドヘルプ「かがやき」の皆さんが、見えないことがどういうことかを教えてくれたヨ。
 みんな目が全く見えず、真っ暗やみの中で生活しているわけじゃなく、視野が極端に狭かったり、にごって見えたりするなど色々な方がいるんだって。
 
「かがやき」の皆さん。丁寧に教えてくれたゾ。


  講義のあとは、ガイドヘルプ体験。2人1組で、片方がバンダナで目隠しをして、片方がガイドヘルプをしたヨ。学校内の廊下や階段を歩いたり、体育館では狭いところを通ったり、マットでつくった溝を渡ったヨ。ガイドヘルプをする時は、階段が上りか下りかや、道を曲がる時の方向など、具体的に伝えながら歩くんだって。視覚障がいの方の気持ちや動きを、身を持って体験できたみたい。
 
 
階段はリズムよく上がるのがコツだゾ!

  



 続いて、2日目の11月28日(水)「視覚障がい者との交流~その1~」だヨ。
 1日目のガイドヘルプ体験で、自信がついた児童達が、控室から会場の体育館まで、実際に視覚障がいの皆さんをガイドヘルプしたヨ。緊張していたけど、よくできた!
 この日のテーマは自己紹介。視覚障がいの方3人と生徒達が、それぞれ自分の好きなことや苦手なことを話しながら交流したヨ。
 視覚障がいの皆さんは、目が不自由でも、グランドソフトボールや、水泳をしたり、旅行に出かけるなど多趣味なんだ。児童達も自分の趣味等を話しながら、楽しく交流したよ。


体育館で交流。ちょっと寒かったけど楽しく交流したヨ


生徒からのいろんな質問に答えてもらったヨ







 最後の3日目は、2月6日(水)、「視覚障がい者との交流~その2~」だヨ。
 2日目に交流したので、打ち解けた雰囲気でスタート!外に出た時の移動手段や、普段のコミュニケーションをテーマにして交流したヨ。
 視覚障がいの皆さんは、白杖(はくじょう)を使って、安全を確認しながら歩くんだ。みんなと同じように、市バスや地下鉄などを利用しているヨ。
 児童達は、駅の切符の買い方、点字ブロックの意味など、疑問に思った事をたくさん質問していたゾ。
 視覚障がいの皆さんは、信号や駅内の音声を聞いたり、点字ブロックを利用したりと、色々工夫して移動しているんだって。勉強になったネ!
 コミュニケーションについては、読み書きなどについて話し合ったヨ。人によって、点字図書をみたり、文字を拡大する機器を利用したり、音声が出るメールを使っていたりするんだって。ボクも知らなかったヨ~


疑問に思ったことはなんでも聞いちゃおう!


ふむふむ。これが文字を拡大する機器か~



 これでレポートは終わりだヨ。児童のみんなは、視覚障がいのことをよく理解できたみたい。

 視覚障がいの方に感想を聞いたヨ。

 ・1日目にガイドヘルプ体験があったので、ガイドされた時安心だったし、視覚障がいのこともよく理解してくれていた。
 ・交流の前に視覚障がいについて自分たちで色々調べて質問してくれたので、楽しく中身の濃い交流ができた。
 ・声をかけられて迷惑なことはないので、勇気を持って気軽に声かけしてほしい。

 などなど

 
 みんな今回の体験をいかしてネ。これからは福祉の心を持って生きていこう!



 南区社協では、学校をはじめ、地域の団体や、店舗等を対象に、福祉教育の相談に応じているんだって。興味のある方は連絡してほしいマイ☆

南区社会福祉協議会 ℡823-2035 Fax823-2688